キーボードを打っていれば幸せ

パソコンのインストールや設定で困ったことやセキュリティについての備忘録

Windows 10のサインインオプションで登録できる指紋は、一度にひとつ

●環境
Dynabook RZ83C
Windows 10(64bit) 1803

●概要
当たり前のことなのかもしれないが、はまったので書いておく。
Windows 10のサインインオプションで登録できる指紋は、一度にひとつ」
である。

これが理解できず、なんどやっても登録できなくて困った。

●事象
サインインオプションで指紋を登録する際、指をスワイプすると、次のようなメッセージが出る。
(数字は便宜上付けたもので、実際はメッセージのみ)

1) もう一度スワイプしてください
2) 指をスワイプしてください
3) スワイプを続けてください

1)はわかる。同じ指をスワイプせよ、ということだ。
2)と3)の違いは何? 同じ指でスワイプするのか、その指はもう登録が終わったから、別の指をスワイプしていいのか、がわからない。
てっきり自分は別の指を登録するものだととらえ、次々と別の指を登録したつもりでいたが、5本目あたりでこの4)のメッセージを出し、登録できずに終了していた。

4) デバイスがあなたを認識できません。センサーが汚れていないことを確かめてください。

10回くらい繰り返して、「もしかして、1)、2)、3)はすべて同じ意味なのでは?」と思い、同じ指で6回くらいスワイプしたら正常に登録できた。
だったらわざわ3種類のメッセージを出す必要ないだろう。

●補足
指紋認証機能付きの暗号化USBメモリに指紋を登録する際は、次々と別の指紋を登録していたので、Windows 10もてっきりそうなのかと思い込んでしまった。
先入観は持たないようにしないと。

dynabook(RZ83C)修理完了

修理に出していたdynabookが戻ってきた。
修理報告書を確認すると、「バッテリー故障のため、バッテリーを交換した。」とのこと。

もう少し詳しく書いてほしいな。
普段はecoモードで使っており、バッテリー運用したのは20回もない。
移動中に満員電車とかで負荷をかけたわけでもないし、ましてや落としたこともない。
これ以上丁寧に扱えないくらいなのに壊れるとは。どう扱えばいいのか。
単なる電子部品の故障なのか。

修理費用は合計約18,000円
  技術費 6,000円
  バッテリー 11,000円

マザーボード交換だと4万円コースで、それを一応覚悟していたので、それよりも安く済んでよかったと考えよう。
形あるものは必ず壊れる。それまでは大事に活用しよう。

そして、データのバックアップ大事。定期的に行おう。

MNCTF2018はマルウェア解析の超初心者向けでおすすめ!

マクニカネットワークスさんが開催したマクニカネットワークスデイ2018の日に行われた、CTFの一種のMNCTF2018が一般公開されていたので参加させていただきました。
ここではWriteUpはまだ書きませんが、ハッシュ値の求め方、不正通信のパケットの解析方法、yaraルールによるマルウェアの発見方法等、マルウェアの解析に興味をお持ちの方は勉強になることが出題されており、おすすめです。
巷のCTFは難易度が非常に高くなってきており、一問も解けずにCTFから遠ざかってしまう方もいるかもしれませんが、基本を押えておけばきっと解けると思います。

MNCTF2018のリンクはこちら

http://mnctf.info/mnctf2018/

 

dynabook(RZ83C)は修理に

先日いったんは復旧した、と書いたdynabookですが、次のことをすると事象が再発し、どうにもしようがなくなったので修理に出すことにしました。

●再発の条件
東芝ecoバッテリーモードを有効にする→OSを起動していても、有効にした途端に電源が切れる。その後電源ボタンを押しても、バッテリーLEDが点滅し、OSが起動しない。
→バッテリ、ACアダプタを抜き、ACアダプタを差すとOSは起動できる。


ACアダプタを抜き、電源ボタンを押す(つまりバッテリーのみで運用する)
→バッテリーLEDが点滅し、OSが起動しない
→バッテリ、ACアダプタを抜き、ACアダプタを差すとOSは起動できる。


●結論
上記のことより、どうもバッテリーを制御している回路あたりの異常のため、バッテリーが正常に使用できていないと考えた。
まだ1年4ヶ月しか使っていないないし、通常は自宅で東芝ecoバッテリーモードで使用しているため、バッテリがへたっているわけではない。
ということで、これは論理的に異常になっているわけではない、と判断し、修理に出すしかないという結論にいたった。
一応データのバックアップはできたので、東芝サポートさんからも試してみて欲しい、と言われたリカバリDVDによる工場出荷時に戻してみたが、変化はなかった。

 

dynabookが起動しなくなったが復旧したメモ

dynabook起動不可

2018年8月3日に次の事象が発生し、復旧できたのでメモを残す。

不具合は発生したが、なんとか無償で復旧できたし、このノートPCは性能もよいしとても気に入っている。

長く使っていきたい。

 

(2018.11.23追記)

と書いていたのですが、次の記事にあるように、やっぱりこれだけでは復旧せず、修理に出しましたので、次の記事もご覧ください。

dynabook(RZ83C)は修理に - キーボードを打っていれば幸せ

 

●事象が発生した機種のスペック
dynabook(RZ83C、2017年春バージョン)
メモリ16GB
BIOS 4.40
Windows 10 Home

 

●事象
dynabookが起動しない。
具体的には、Windows 10をsleepにしたのち、ACアダプタ/バッテリを入れた状態で、電池のLEDが点滅を繰り返す状態になる。

電源ボタンを押すと、電源LEDが一瞬点灯するが、すぐ消えて電池LEDの点滅に戻る。

ACアダプタ/バッテリを抜いて両方とも接続し、電源ボタンを押すとdynabookのロゴは出るが電池LEDの点滅になる。

バッテリを抜いて、ACアダプタのみで電源ボタンを押すと、dynabookのロゴと次のメッセージが出るが、0%のまま、数分待っても変わらない。

firmware updateing(0%)
*** insufficient buttery ***」


●対処策(現時点では根本的に直ってないので対処策とする)
一言でいうと、ACアダプタとバッテリをいったん抜き、ACアダプタのみを接続した状態にするとOSが起動した。

バッテリを抜き、ACアダプタのみ接続する。
電源ボタンを押すと同時にF2を連打する。
BIOSメニューが出たら、[security]→[Clear TPM]を二回押すと、グレーに変わる(値は変更しない、というかグレーになるので変更できない。そもそも変更できないものかも)。
F9(Load Default)を押し、YESを選択する。
F10(Save changes & Exit)を押し、YESを選択する。
自動的に再起動し、Windows 10が起動する。

とりあえずここまででOSが起動する状態にはなった。

●復旧後に行ったこと
一応起動するようにはなったが、BIOS 4.70を適用することにした。
(また同じ事象になるかもしれないので)

東芝サービスステーションでBIOS 4.70の「インストール」ボタンを押すと、次のダイアログを表示し、適用に失敗した。
東芝BIOS パッケージ Ver4.4.9
このBIOSパッケージは、このコンピューターと互換性がありません。
OK」
→そのため、東芝サービスステーション経由でのアップデートはできないと考え、上述のようにウェブサイトからexeをダウンロードして適用することにした。当初、自分が「インストール」ボタンを誤って押してしまったために今回の事象になったのかも、という疑念はあったが、もしやっていたら今回のようにインストールでエラーが出るし、「インストール」ボタンを押した後に表示される画面を見るのは今回が初めてだ。

東芝のサポートサイトに接続し、BIOSインストーラ(bios_v470.exe)をダウンロードする。
http://dynabook.com/assistpc/download/modify/dynabook/rx/rx73/xxc/bios/index_j.htm

OSを起動したまま、バッテリを接続する。
(電源を入れた状態でバッテリを入れるのはパソコンにはよくないことかもしれないが、OSをシャットダウンすると起動しなくなるのだからこうするしかない)

BIOSインストーラを実行する。
OSを再起動する。

更新の適用にはOSの再起動が必要、というバルーンが出るので再起動する。
再起動時にdynabookのロゴとプログレスバーが出て、その後OSが起動する。


●事象発生から復旧までの細かいメモ
電源ボタン長押し(20秒以上)をしても、電池LEDの点滅は変わらず。
状態が改善しないため、仕方なく東芝サポートに電話。

サポートには2分ほどでつながった。
状況を説明し、サポートの指示により次の操作を行ったが、改善せず。原因も不明。
F2連打でBIOSメニューを出し、F9→YES、F10→YES。
バッテリを抜いた状態で電源を入れた直後、ゼロのキーを連打する。
→電池LEDが点滅した状態...だった気がするが記憶が定かではない

ゼロのキーを押しながらバッテリを抜いた状態で電源を入れる。
→電池LEDが点滅した状態...だった気がするが記憶が定かではない

この時点でサポートからは、原因不明のため、修理が必要との判断がくだされた。
1年間の保証期間をすぎているため有償修理と言われた。更に修理が非常に混んでいるため、2,3日後に日程調整の連絡があるとのことであった。
ここでいったんサポートの電話は終了。


納得がいかなかったので、BIOSメニューにてF9→YES、F10→YES
(解決策に書いたように、サポートに言われたことをもう一度行うとOSが起動した。
サポートに言われて行ったことと、今回の異なる点は、F9の前にTPM?の文字列をグレーにしたことが
である。ただ、そのあとF9でLOAD Defaultしているので関係ない気もするが、もはや確認できない)

●事象が発生する前に行ったこと
東芝サービスステーションを開くと、BIOS4.50のアップデートの通知が表示されていた。これは少し前から表示されていたが、あえて適用を見送っていたもの。
本日、「すべてのアップデートを確認」ボタンを押すと、BIOS 4.70の通知が現れた。
これも適用せず、「閉じる」ボタンを押し、スリープした。
ディスプレイ(RGB、HDMI)を接続し、有線LANケーブル、USBキーボードを接続し、電源ボタンを押すと、事象が発生した。
スリープ後に接続した機器をすべてはずしても同じだった。

●疑問点
東芝サービスステーションで、BIOS 4.70の「インストール」を選択していないのに、再起動時にアップデートをしようとしている画面になるのはなぜか。さらにそのままOSが起動できなくなるのもおかしい。

復旧後に行ったこと、にも書いているが、東芝サービスステーションによるインストールは失敗している。この辺りなにか不具合があるのではないか、と疑ってしまう。

事象が発生していた時のBIOSは4.40であったが、東芝サービスステーションのBIOSアップデートの通知画面には4.40は履歴になかった。削除されたのだろうか。それともBIOSの表示がおかしいのか。

 

ブログ始めました。セキュリティやパソコン、写真など、興味のあるものを残していきます。

自分はパソコンのOSをインストールしたり、ツールを使ったりすることが好きなのですが、時々つまづくことがあります。

ネットで調べたりすると解決策が載っていたりしますが、時期やバージョンなどが不明確なことが多く、自分の環境にそのまま適用できるかどうかわかりにくいことがあります。

なるべくそこら辺の情報を明確に書いて、同じように困っている人の助けになればいいな、と思っています。

時々息抜きに、好きな写真を掲載したりするつもりです。

よろしくお願いします。